愛猫の身体の異変を見逃すな！体重測定で病気を早期発見！体重は健康のバロメーターです。

猫の体重ってあんま気にしてなかったけど、量るとなんか良い事あるの？

毎日愛猫を見ていると体重の変化って分からないものです。
ましてや猫は身体が小さいので1ヵ月で500g違うとかなり大きな変化です。

子猫の場合は、ドンドン大きくなるので成長が嬉しくて割と体重を量っている飼い主さんも多いようですが、成猫になると見た目があまり変わらない為、量らなくなっちゃったり…

結論を言うと、できれば毎日量った方が良いです。
今日はその理由と、量り方のコツをお話しますね。

体重は健康のバロメーター

愛猫の健康管理をする上で、食事管理・運動管理は大事ですが、体重管理もかなり大事。
体重の変化を見る事で、愛猫の身体の異変に早く気付いてあげる事ができます。

1ヵ月の間に急に体重が減った、あるいは増えたときは病気が隠れている可能性も。
理由もなくゆっくり体重が落ちていく場合も病気の可能性があります。
毎日一緒に過ごしていると見た目からはその変化を見過ごしてしまうことも。

それに体重をチェックしていれば肥満の傾向も早く知る事ができるので肥満防止にも役立ちます。

愛猫の肥満防止のため、病気の早期発見の為、健康管理の為には、体重管理に気を配りましょう。
BCS（ボディ・コンディション・スコア）も合わせて評価できると尚良しです。
BCSについてはまた別の機会で詳細に説明します。

1ヵ月で体重が10％増減したら要注意

急激な変化は病気の可能性があります。

緩やかな体重減少であっても注意が必要です。

体重の増減で可能性のある病気はこちらです。

腹水が溜まる病気で代表的なのは伝染性腹膜炎です。
寛解が難しい病気で早急な処置が必要になります。

もし体重の増減が気になった場合は、迷わず動物病院へ相談しましょう。
とくに腎臓病や糖尿病、伝染性腹膜炎、肝臓病など状態が急変する場合もありますので愛猫の身体の変化に違和感があればすぐに診てもらいましょう。

体重を量る頻度はどのくらい？

できれば毎日量れるのが理想的ですが、嫌がる猫ちゃんも多いですよね。
可能なら週に一回、最低でも月に1回は量れると良いです。
ダイエット中の猫ちゃんは毎日量るのが良いですよ。

体重測定の方法

体重を量る方法は大きくこの３つになります。

細かくいえば、吊りはかりもありますが今回は割愛します。

ペットスケールで量る

もっとも確実に正確にはかるならペットスケールです。

猫ちゃんにとって100gは人間でいう1kgと同じです。
その為、できるだけg単位が少ないもので量ると良いです。

また、風袋機能(入れ物の重さを差し引いて量る機能)や固定表示機能があると量りやすくて便利です。

ちなみに、我が家では『ペットスケール　ペットくん』を使用しています。
ただ、ペットスケールは猫ちゃんが動きやすいため、良く動く猫ちゃんはジッとしているのが難しいかもしれません。

そのため、ちょっとしたコツもお話しておきましょう。

それは、「そのまま乗せずに入れ物に入れる」事です。
うちは以前、紙袋に入れてました。
紙袋の狭さが丁度良いのか割と大人しく入っててくれます。
しかし、耐久性に問題が…何度か使うとすぐに破れたり、寄れたりしちゃいました。

なので今は買い物かごに入れてますｗ

上から出し入れできるのでとても楽ですし、動く子には上から洗濯ネットをかけてます。
洗濯ネットに入れるのではなく、かけるだけです。
うちの子らはそれだけでしばらく動かなくなります。

キャリーケースでも良いです。
ただし、上から出し入れできるところがポイントで、
もたもたしていると猫ちゃんのイライラ度が増すので、サッと入れられる物が良いですよ。

人用の体重計で量る

一番手っ取り早い方法は、人用の体重計で飼い主さんごと量る方法です。

これで、猫ちゃんの体重が分かります。
ただし、人用の体重計は50g～500g単位のものが多いので結構誤差がでます。

また、抱っこ自体嫌がる猫ちゃんもいますよね。
その場合、こちらもキャリ―ケースなど入れ物で量れます。

こんな感じです。

自動計測アプリで量る

まとめ

すみません、またまた時間切れの為続きはまた追記します。