「猫が腎臓病になるのは仕方ない…」、「猫の腎臓病は一生治らない…」
猫ちゃんに腎臓病が多いのはご存じですか？
猫ちゃんの死因の第二位は「腎臓病」！
ちなみに第一位は「ガン」なんですが、その多くの猫ちゃんも腎臓病を患っている事が多いので、実質腎臓病が猫ちゃんに一番多い病気といっても良いかもしれません。
今日はそんな腎臓病予防に効果的なAIMについてお話しますね！
最後に我が家の新米猫ムッチョさんのフードをAIM30に変えた理由をお話します。
皆さんがフードを選ぶ時の参考になれば幸いです🥰
とっても怖い腎臓病
腎臓病は
「猫には防ぎようがない病気」
「一生治らない」
と言われてきました。
腎臓病はシニア猫だと30～40%発症すると言われており、実際うちの子らも1匹は12歳、もう1匹は16歳の時に発症し1年くらいで亡くなってます。😢
毎日薬を飲ませ、2日に1回は点滴し、ごはんを自力で食べなければ流動食を食べさせたりと、介護はかなり大変でした😢
それでも、少しでも長生きして欲しいと必死で看病してましたが、良くなる事はなく虹の橋を渡っていきました。
しかし、そんな腎臓病に効果があるたんぱく質が発見されました！
それがAIMです！
AIMとは
血液中に存在し、腎臓の健康維持をサポートするタンパク質の一種です。
AIMの役割
体の細胞はタンパク質で出来ていて、毎日新しいものと入れ替わります。
しかし、その過程で老廃物、いわゆる「ごみ」がでてしまい、それが体内にたまる事で病気になりやすくなります。
元東大教授でAIM研究の第一人者である宮崎徹先生によると、
だそうです。
特に猫ちゃんはこの「ゴミ」を上手く処分できず、その結果腎臓病になる猫ちゃんが多いのだとか…
と、いう事はAIMが機能すれば猫ちゃんを腎臓病から救えるはず！という思いから宮崎先生はAIMのお薬開発を始められたそうです。
常識を覆した
宮崎先生のAIM発見は「猫が腎臓病になるのは仕方ないし、治せない」という今までの常識を覆したわけです。
それにより猫ちゃんが30歳まで生きるとも言われています。
新薬は2023年、つまり今年の実用開始を目指しているとの事！
ホントに凄い事だし、めちゃくちゃ嬉しい！
肥満も関係している可能性が
そして、腎臓病と肥満は関係ないと思われていましたが、宮崎先生の研究によると太ったマウスで研究した結果、肥満のマウスはAIMが少なく、AIMを与えたところ痩せたそうです。
AIMが少ないという事は「ゴミ」が溜まり、腎臓病にもなりやすいって事かなぁと思いました。
やはり肥満は「万病のもと」なんだと…
AIM30を選んだ理由
今回太り気味のムッチョさんのごはんをAIM30にした理由はこんな感じです。
・AIM30にはA-30というアミノ酸が含まれており、、A-30はAIMの働きを助ける作用がある
・AIM研究の第一人者宮崎先生がマルカンさんと一緒に作ったフード
・ムッチョさんはまだ若く、老廃物が少ないので早いうちから腎臓病予防できるかもと期待
・AIMが増えれば痩せるかもしれないｗ
※痩せる話は根拠はなく、研究結果から私が勝手に思ってるだけです！
※ちなみにAIM30にはAIMは含まれていません
※メーカーさんも宮崎先生もそのような効果があるとは一言もおっしゃっていないのでご注意を！
注意
・AIM30を食べさせておけば腎臓病にならないというワケではありません。
・予防に効果的かもしれませんが、まだ研究途中だという事と、個体差がある事ご留意ください。
・またすでに腎臓病を患っている猫ちゃんには食べさせない方が良いです。
ちゃんと療法食をあげてくださいね。
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