ぽっちゃり猫って可愛くって大好き!
このモフモフのお腹がたまらんのよねぇ。
気持ちは分かりますw
でもそれで病気になったら、
そんな事言ってられないですよ!
人と同じで、猫にとっても
『肥満は万病の元』
大事な家族ですから、
いつまでも幸せに過ごして欲しいものです。
今回は
「肥満だとなりやすい病気」を学び
猫の肥満がいかにリスクか知りましょう!
肥満は猫の寿命を2.3年縮める
肥満の猫は理想体重の猫より、
2年半も寿命が短いという
衝撃の研究結果が!
2年半…
人間の年齢で換算すると、
なんと10歳分短くなるんですよ。
肥満だとなりやすい猫の病気
糖尿病
近年では、
もっとも多い猫の病気の1つです。
インスリンの分泌が足りない
あるいは弱くなって高血糖を
引き起こします。
高血糖が続くと色々な臓器に
障害がおこり重症化すれば
命に関わります。
しかもほとんど場合、
一生毎日お薬やインスリン注射が
必要になります。
猫ちゃんにも
飼い主さんにも
負担が大きい病気です。
7kgを越えると
かなり確率が高くなるようです。
バタコは7kg超えでしたが
今のところ大丈夫です
でも、放って置いたらと思うと…
脂肪肝・肝硬変
発見が遅れると
高い確率で死に至る病気です。
肝臓に脂肪がたまりすぎると
肝機能障害を起こします。
早急に治療しないと
肝不全を起こし死んでしまう
とても怖い病気です。
とくに肥満猫が
過度な減量や絶食や
何等かの原因で食べなくなると
おこりやすい病気です。
肥満猫の食欲不振は要注意です。
心筋症・呼吸器疾患
心筋症は
突然死する事もある
とても怖い病気です。
猫にとって
一番苦しい病気
とも言われています。
心臓の筋肉が薄くなったり
暑くなったりして心臓が弱ります。
肥満は直接的な原因ではありませんが、
大きな体に十分な酸素や栄養を運ぶのに
脂肪が邪魔して心臓に負担をかけます。
また、首のまわりに脂肪がつくことで、
気道が圧迫されて呼吸がしにくくなり
呼吸器の病気になる事もあります。
関節炎・椎間板ヘルニア
体重が重ければ
足腰に負担がかかり、
関節炎や靱帯断裂を
起こしやすくなります。
また、背骨に対する負担も増加するので
椎間板ヘルニアになる危険も。
少し高いところから降りただけなのに、
肥満だとちょっとした事で関節や骨を
痛めてしまうのです。
尿結石・膀胱炎
肥満になると体が重いため
トイレに行く回数や
水を飲む回数が減ります。
また、男の子の場合、
脂肪が尿管を細くしてしまう事で
尿管が詰まりやすくなります。
尿結石は放置すると
大きくなり膀胱炎や尿管を詰まらせ
尿毒症という怖い状態になります。
尿毒症は発見が遅れると
1日でも命を落としかねない
状態です。
皮膚病
結構意外かもしれませんが
皮膚病も肥満だとなりやすい病気です。
お腹がぽっちゃりしてくると
お腹のお肉が邪魔で
上手にグルーミングできなくなります。
すると、被毛や皮ふの情態が悪くなり、
脱毛やフケ、真菌症(カビ)など
様々な皮膚病にかかりやすいです。
またお尻周辺の
セルフケアも出来なくなる為、
不衛生になってしまいます。
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